絡まったネックレスを解く方法

ご覧いただきありがとうございます。

当店には、様々なネックレス修理をお持ちいただきますが、その際に絡まった状態のこともしばしばございます。

複雑に絡み合ってコブ状になったものはなかなか簡単には解けないため、そのまま放置しているという人もいるのではないでしょうか。

絡まったときに解くコツは引っ張らずゆるめる!


手順とそれぞれのポイント

①金具を外す

金具を留めたままでは解きにくいので、金具が留まっている場合は外しておきます。

②揺らしながらすき間をつくる

1本のつまようじでコブを固定しながら、もう1本のつまようじの裏側を使ってコブを軽く押して揺らしていきます。

形が崩れてくるとコブにすき間が生まれるので、そのすき間につまようじの先を差し込み、ゆっくりとすき間を広げていきます。

③全体を見ながらゆるめる

すき間を広げていくとコブがだんだんと崩れてくるため、全体をゆるめながら細かな絡まりを根気よくほぐしていきます。

1か所だけを広げすぎると別の場所が締まったり、新たなコブができたりするため、全体のバランスをみながらすべてのコブを少しずつゆるめていくのがポイントです。

④机に広げたまま重なりを外していく

全体がゆるんで絡まった道筋が見えてきたら、金具の部分を持ちながら道なりにゆっくりと解いていきます。

この時に焦って持ち上げてしまうとさらに絡まってしまうため、テーブルの上に置いたまま、丁寧にチェーンの重なりを外していってください。


万が一解けなかった場合は

どうぞお気軽にご相談くださいませ。(他店品の場合は、工賃がかかります)

〔絡まりを防ぐ保管方法〕

チェーン同士が重なることで絡まりが発生しやすくなるため、身に着けている時と同じ形を保ちながら保管できる方法がベスト。そのためには以下のような保管方法があります。

ジュエリーボックスに伸ばして保管

ジュエリーボックスならネックレス専用の長方形のスペースに、チェーンを延ばした状態で保管します。

他のネックレスと一緒にすると絡まる原因になるので、単独で保管してくだい。

スタンドに吊るして保管

頻繁に使用するネックレスなら、しまいやすく手に取りやすいネックレススタンドもおすすめ。

吊るすだけで重なりができにくく、理想的な形で保管することができます。こちらも他のネックレスと重ねず、単独で保管しましょう。

小袋に入れて保管

頻繁に使用しないネックレスなら、チャック付き袋を2つ使った方法が最適です。

まずはひとつ目の袋にトップ部分のみを入れてチェーンは外に出しておきます。

トップの大きさにあわせて袋を折り畳み、折りたたんだ袋に余ったチェーンを巻きつけます。もう1枚のチャック付き袋に、チェーンを巻き付けた袋を入れれば完成。絡まず、コンパクトに収納ができます。

保管する前にはやわらかな布で皮脂や汚れを拭きとり、きれいな状態にしてから保管するようにしましょう。

絡まないように正しく保管することは傷を防ぐことにも繋がります。専用の置き場所を用意して、大切なネックレスを長く愛用してくださいね。


ジュエリー ルフランビジュ

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